実はワンタンメンが結構好きです。後はタンメンと担々麺。
音の響きに共通点がありそうですが、どうなんでしょうか。

さて、2015年、与那原にオープンした「支那そば かでかる」に行ってきました。
ワンタンメン好きとして、以前から気になっていたお店でした。



店内もメニューもシンプルです。初訪問ということで
焼豚わんたんめん（1,100円）をオーダーしてみました。



わんたんが５つ、そして焼き豚が６枚、さらにメンマにネギがのっています。
スープは魚介系の香りで、ややあっさり目ですが、油も多いです。
素直に、シンプルに、味わいがあって美味しいです。

…ただ、ちょっと、何かが足りないかも？ なんてことも思ってました。



わんたんは目で見るよりも口に含んだ方が大きく感じました。
着やせするタイプのワンタンでしょうか。餡もしっかりした味が付いていて、
とくに生姜がいい仕事をしていました。美味しいです。



ふとテーブルを見ると、ラーメン屋ではあまり見かけないものが…
中を覗いてみると、揚げネギ＆揚げにんにくでした。



ということで、ラーメンに少し入れてみたのですが…



これで味がだいぶ深まり、そして広がりました。このトッピングは素晴らしいです！
渋谷の名店「喜楽」や恵比寿の「ちょろり」を思い出す、揚げネギ、焦がしネギの風味…

この味を楽しんだら、最後に胡椒もかけます。これでさらに味がしまりました。
いやはや、美味しいワンタンメンです。香ばしさも加わって、スープもぐいぐい飲めちゃいます。



ということで、ごちそうさまでした！！

お店の外観と同じように、最初に出てきたラーメンは、シンプルかつ綺麗ながら
少し物足りない印象でしたが、まさかテーブルトッピングでこんな変化を演出してくれるとは…



時々、「最後の晩餐には何を食べたい？」なんて質問がありますが、
印象の強い料理よりも、実際にはこういうシンプルだけど美味しい
ワンタンメンのようなものかもしれないなぁ、なんて思いました。

かでかる （ラーメン / 首里駅、儀保駅） 昼総合点★★★★☆ 4.0